「宮崎県民に謝れ」師匠たけしが一喝!
少し前の話になるが、時間も立ったので内幕を書いてもいいだろう。宮崎県の東国原英夫知事が、自民党から要請されていた次期衆院選出馬を断念した内幕の一端だ。
7月10日、東は師匠のビートたけしとの"密会"後、出馬を断念したが、実は筆者もその密会現場にいた一人だった。
6月21日、たけしが客員編集長を務める東京スポーツ新聞の連載企画で、たけしへの取材の最中に「東が自民党の古賀誠から、出馬要請を受けるみたいだよ」との情報が入ってきた。その2日後に古賀誠選挙対策委員長が東知事に次期衆院選の目玉として、出馬を直々に要請した。東知事は条件として、全国知事会の地方分権に関する提言をマニフェストの盛り込むこと。さらに、自分を総裁候補にすることを挙げた。
初めに東知事が現れた。10分くらい遅れて、ほろ酔い気分のたけしが登場。「かみさんと食事してたんだよ」と弁明しながら、「(東知事と頻繁に連絡し会っている)水道橋博士も"思った以上に逆風が吹いている"と言っていたぞ。おいらもそう思う」と、東知事に忠告。その場にいた関係者の一人が「大衆を甘く見るな。残りの県政を全うして、任期が終えた後に出馬すれば、県民は拍手で送り出してくれる」と一喝。その言葉を受けてたけしは「宮崎県に帰って、県民に謝れ。お笑い出身なんだから、土下座でもして謝れ。そうすれば、今回の件で下がった支持率も少しは持ち直すだろう。さっさと帰りやがれ」と締めくくった。
東知事は未練があるのか、「いつ出馬断念を発表するのか?」と問われると、「考えさせてください」と言って、その場を立ち去った。しかし、マスコミはたけしが帰るまで動く様子がないということで、たけしは一人先に出て、マスコミの囲み取材に「早く、宮崎に帰って県民に謝れと言ってやった」と答えてしまった。それは、たけしのしたたかな計算だったのかもしれない。こうした流れの中、東知事は出馬断念に追い込まれ、16日に正式に出馬を断念した。これが、世間を騒がせた"密会"の一部始終だ。
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2009年8月17日|
カテゴリー:宮崎
